JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 2023年1月20日~21日 若田宇宙飛行士船外活動(EVA)ダイジェスト
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:日本人の現役宇宙飛行士最年長で、ISSの船長も務めた若田さんですが、船外活動は今回が初めてなんですよね。2030年までISSを運用・利用するための新型太陽電池アレイを設置する架台を、現在の太陽電池パネルの根本部分に取り付けるという作業を行ったそうです。 |
京大、ホログラフィ原理において擬エントロピーからの時間軸創発を提唱
京都大学は、「ドジッター宇宙」に対するホログラフィ原理を考察した結果、3次元ドジッター宇宙における時間的な測地線の長さが、擬エントロピーの虚数部分に相当することを見出したと発表した。
D:ホログラフィ原理は、今、熱い宇宙論の1つです。もう、私のような宇宙論好きにとっては、鼻息が荒くなっちゃいます(笑)。しかも、日本の天才研究者たちがその研究の最先端を走っていると思うと、さらにたまらないですね。その上、2022年7月発表の論文に続いて、今回も主著者が大学院生なのがすごい! 日本の宇宙論研究の未来は明るいですね^^ |
磁場が大質量の星が生まれる場所のガスの流れを安定化している、アルマ望遠鏡で観測
台湾中央研究院らは、アルマ望遠鏡を用いて大質量星における磁場構造を、0.1秒角という高解像度で観測することに成功したと発表した。
D:アルマ望遠鏡の解像度が0.1秒角まで向上しているので、今回の観測ではおよそ500天文単位=750億kmのレベルで星形成領域が詳細に観測されました。その結果、星が誕生する時、磁場が重要な役割を果たしていることが確かめられました。 |
広島大、エネルギー源が中心から外れた特殊な衝突銀河をJWSTで観測
広島大学は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を用いて、衝突合体の途中にある銀河を観測し、そのエネルギー源が、中心から外れた位置の非常に小さな領域に集中して存在することを発表した。
D:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)、ズンドコ科学成果を挙げてます。今回は、衝突銀河の1つを観測したら、最もエネルギーを放っている部分が銀河の中心から外れた位置にあるという、極めて希な状況にあることがわかりました。衝突の衝撃で大質量ブラックホールが移動してしまったのでしょうか? |
すばる望遠鏡、55億光年先の宇宙で最大級サイズの巨大超銀河団を発見
国立天文台は、すばる望遠鏡の大規模観測により、50億光年以遠の宇宙で確認された中では最大となる超銀河団を発見したと発表した。
D:天の川銀河も属するおとめ座超銀河団の10倍のダークマターを有し、少なくとも19個の銀河団を従える、50億光年以上先の宇宙では最大となる超銀河団をすばる望遠鏡が発見しました。 |
北大など、宇宙ダストが3段階の非古典的な核生成で形成されることを解明
北海道大学などは、観測ロケット「MASER 14」を用いた微小重力実験を行い、宇宙ダストの2つの物理量を確認すると同時に、非古典的な「核生成」によって形成されることを解明したと発表した。
D:宇宙に簡単に行けるようになれば、いろいろなこともすぐわかるんでしょうけど。観測ロケットを用いて、およそ7分間の疑似微小重力環境を作り出し、ナノサイズの疑似宇宙ダストを作り出し、いろいろとわかったそうです。 |
Kavli IPMU、初期宇宙の銀河はコンパクトであることをJWSTのデータから解明
Kavli IPMUは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮影した、ビッグバンから10億年未満の初期宇宙の銀河の大きさと明るさの関係を調査した結果、同時代の銀河がとてもコンパクトであることがわかったと発表した。
D:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の成果、ガシガシ上がってます。今回は、宇宙誕生後約38万年から約8億年の間の、「宇宙再電離の時代」のに関する初期宇宙の銀河の観測結果についてです。 |
JAXA | 国際宇宙ステーション第68/69次長期滞在クルー 若田光一宇宙飛行士による船外活動の決定について
「国際宇宙ステーション第68/69次長期滞在クルー 若田光一宇宙飛行士による船外活動の決定について」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
D:若田さんて、ISSの組立て作業やその長期滞在、そしてコマンダーなど、日本人宇宙飛行士初をいくつも成し遂げているから、てっきり船外活動なんてとうの昔にやっているのかと思ったら、今回が初めてだそうです。日本時間1月20日(金)の17時頃から、JAXA公式YouTubeチャンネルで船外活動の解説番組が配信され、そのあと21時からはNASAテレビでライブ中継がスタートします。 |
JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 若田宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.7(12/24〜1/6)
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:こちらは若田さんのISSでのレポート。今回はクリスマスイブから松の内イブまで、年末年始の怒濤の2週間分。年末年始だからということもなく、いつもと同様多忙なようですが、宇宙飛行士みんなでクリスマスを楽しんだようです。ちなみに、ISSでクリスマスを過ごすのは2回目だそうです。 |
US, Japan Sign Space Collaboration Agreement at NASA Headquarters - NASA
During an event hosted by NASA Administrator Bill Nelson and Deputy Administrator Pam Melroy at the agency’s Headquarter...
D:日米がNASA本部で宇宙協力協定に調印リポートです(英語)。日本からは岸田総理大臣も参加し(協定の署名担当は林外務大臣)、宇宙科学と地球科学を含めた共同活動として、「平和目的のための宇宙探査および月その他の天体を含む宇宙空間の利用における協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の枠組み協定」が結ばれました。 |
東大など、臼田64m電波望遠鏡を用いて「高速電波バースト」の検出に成功
東京大学(東大)などは、臼田の64m電波望遠鏡を用いて、謎の多い天体現象である「高速電波バースト」(FRB)を日本の望遠鏡として初めて検出したことを発表した。
D:日本の電波望遠鏡といえば、45mのパラボラアンテナを運営する長野県の国立天文台 野辺山観測所が「聖地」として人気ですが、同じ長野県の臼田にはJAXAが所有するさらに大型の64mパラボラアンテナがあり、今回はこの望遠鏡を使用して、日本で初めて、謎の多い天体現象である高速電波バーストが観測されました。 |
高年齢な原始惑星系円盤でも惑星形成材料のガスが豊富に存在する、国立天文台などが確認
国立天文台は、「うみへび座TW星」を取り巻く原始惑星系円盤を高感度観測し、円盤の中心近くにあるガスが出す電波からこれまでわからなかった特徴を捉えることに成功したことを発表した。
D:原始惑星系円盤の中心星付近のガスの濃度は、惑星の大気並みに濃いことがわかりました。まぁ、人が生きていられるほど酸素は豊富じゃないでしょうけど、少なくともヘルメットなしでも生きていられる? |
Kavli IPMUが宇宙フィラメントのX線を検出、「ミッシングバリオン」解明へ
東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は12月27日、X線望遠鏡「SRG/eROSITA」の全天サーベイデータを用い、「ミッシングバリオン問題」の解明につながる宇宙大規模構造「フィラメント」のX線を検出し...
D:我々が検知できる通常物質は全宇宙のわずか4.9%しかないのですが、そのうちの3分の1から半分は確認されていないそうです。1つの銀河には1000億とも2000億ともいわれる星があって、そんな銀河が観測可能な範囲だけでも2兆とかあるといわれてるのに、宇宙の2.5%とか3%とかその程度しか観測できていないとは…。 |
JAXA's 90号 | ファン!ファン!JAXA!
JAXA's 90号(WEB版)
D:JAXA機関誌「JAXA’s」の90号がリリースされました。Web版はタブロイド(印刷)版より内容が拡大されているそうです。 |
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/01-topics01.html
D:富士山頂って日本で一番早く日の出を迎えそうなイメージがありますが、伊豆諸島の青ヶ島と並んで6時42分の第8位。1位は、2位より50分も早い5時27分の南鳥島だです。 |
JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 若田宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.6(12/10〜12/23)
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:若田さん、12月に宇宙用全固体電池の導入作業を行ったようです。全固体電池なら小型軽量化に加え、発火の危険性がなくなりますから、まさに宇宙機には持って来いですね。 |
ニュース - アルマ望遠鏡が科学観測を再開 - アルマ望遠鏡
サイバー攻撃による観測中断から48日を経て、アルマ望遠鏡が観測を再開しました。コンピューティングチームの職員は、影響を受けたチリ合同アルマ観測所 (JAO)の計算機システムサーバやサービスの再構築に精力的に取り組んできました。観測再開は、全...
D:ハッキングされたため、科学観測を中断したそうですが、無事復旧したそうです。しかし、ほんと、困ったもんですよね… |
磁気嵐の発生メカニズムと大気シミュレーションから多数の低軌道衛星が喪失に至った原因を解明|2022年|NICT-情報通信研究機構
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所の片岡龍峰准教授は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の塩田大幸主任研究員、陣英克主任研究員、垰千尋主任研究員、品川裕之研究員、成蹊大学の藤原均教授、...
D:2022年2月3日に打上げられスターリンク衛星49基のうち、40基が再突入して燃え尽きたそうですが、磁気嵐の影響なんだそうです。 |
窒素と重水素は宇宙のどこにあるか?-若い大質量星の赤外線観測が明らかにした、シアネートイオンと有機物中の重水素- | 研究成果 | ニュース - 新潟大学
発表のポイント 日本の赤外線衛星「あかり」による赤外線観測データから、低温環境下で窒素を含む分子が生成される化学過程に紫外線が関与していることと、重水素が星間空間では有機物に取り込まれている観測的証拠
D:窒素はアミノ酸など、生命を構成する重要な元素の1つです。そして重水素は、物質進化に重要な指標です。この2種類、宇宙のどこにあるのかがよくわかっていなかったのですが、わかってきたようです。 |
地球に水をもたらしたのは「小惑星」 リュウグウ試料の分析を基に解明
海洋研究開発機構(JAMSTEC)と国立極地研究所は、小惑星「リュウグウ」から採取した試料について、希少性が高く重要な水を多く含む「イブナ型炭素質隕石(CI型隕石)」と同じ酸素同位体比を持つことを共同で明らかにした。
D:からっからに乾いていた誕生直後の地球が、全面的に海に覆われるなんて、どれだけ小惑星が地球に落下したんだろう…。 |
AstroXと千葉工大、方位角制御された気球からのロケット空中発射試験に成功
AstroXと千葉工業大学は、山口県宇部市の採石場敷地内において、方位角制御を用いた気球からのモデルロケット空中発射試験に成功したと発表した。
D:日本は衛星を打ち上げたい企業はいくつもあるのに、国内の打上げロケットが不足しているので、高頻度・低価格な小型ロケットが模索されています。 |
東大、銀河団内では星の形成をやめた銀河の分布に偏りがあることを発見
東京大学(東大)は、成長をやめた銀河は、銀河団の中心にある巨大楕円銀河の長軸の向きにより集まって分布し、その分布は約70億年前まで同様であることを明らかにしたと発表した。
D:銀河団の中心には巨大楕円銀河(中心銀河)があるそうです。何でも群がれば中心に位置するボスがいるってことですね! |
国立天文台、木星の気温が一定間隔で変動することを40年間の観測で発見
国立天文台ハワイ観測所は、米国航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機とすばる望遠鏡などの地上望遠鏡の観測データを組み合わせて、木星の対流圏上層部の温度を過去最長の期間にわたって追跡調査した結果、木星の気温が四季とは関係なく一定の間隔で変動するこ...
D:この研究、ボイジャー1号&2号が木星を訪れる前年の1978年からスタートしたそうです。宇宙を相手にした研究って、時間がかかりますよねぇ…。 |
早大など、宇宙線が銀河系内を伝播する様子を「きぼう」から高精度で観測
早稲田大学は、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に搭載された宇宙線電子望遠鏡「CALET」が、宇宙線が銀河系内を伝播する様子を高精度に明らかにしたと発表した。
D:宇宙線て、銀河系内を回り回って地球に届くので、まさに宇宙の旅人って感じなんですねー^^ |
形成途中の太陽型原始星を取り巻く微小な氷の化学的特徴、JWSTを用いた観測で判明
理化学研究所は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いた赤外線観測により、分子雲中で形成途中の太陽型原始星を取り巻く微小な氷の化学的特徴を明らかにしたと発表した。
D:JWSTとは、NASAの最新・最強の宇宙望遠鏡、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のことです。ハッブル宇宙望遠鏡では見えなかったものが見えちゃうし、はっきり見えなかったものが鮮明に見えちゃうので、すごいんです^^ |
小惑星リュウグウは通常の炭素質隕石よりも太陽から遠い彗星近くで誕生したことが判明
北海道大学(北大)などは、小惑星探査機「はやぶさ2」がC型小惑星「リュウグウ」から採取したサンプルの中に、初期太陽系の高温環境で形成した鉱物を多数発見したことを発表した。
D:リュウグウの身元洗い出しがすごいことになってますw |
ispaceのHAKUTO-Rミッション1ランダー、初回起動制御マヌーバを完了
ispaceは12月15日、月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)の初回起動制御マヌーバを完了したことを発表した。
D:日本の民間月着陸船「HAKUTO-R」、順調に月に向かってるみたいです! |
ブラックホールが最も活発なのは宇宙誕生~数十億年 国立天文台が確認
国立天文台は、恒星級ブラックホールが銀河中心の大質量ブラックホールにまで成長する流れを予測するため、機械学習を用いて成長法則の観測を行い、ブラックホールは宇宙誕生から数十億年の間が最も活発であることを確認したと発表した。
D:機械学習を用いてブラックホールの成長法則を何百万と導き出し、それと現実世界の観測データと照らし合わせて一致するのものを見つけ、ブラックホールが最も活発だった時期がわかりました。 |
地球類似惑星は強い紫外線環境下でも数十億年は大気を保持できる、立教大が予測
立教大学は、地球類似惑星では強い紫外線環境では「原子輝線放射冷却」が重要な冷却過程となることを明らかにしたと発表した。
D:地球外生命を見つけるには水が重要ですが、その水が存在するためには、大気が必要なわけでして。今回は触れていないようですが、あと磁場(地球なら地磁気)も重要です。 |
京大、惑星状星雲「NGC3132」が複数の星の相互作用によるものだと解明
京都大学は、JWSTのデータを駆使して惑星状星雲「NGC3132」を調査。星雲が既知であった中心星と複数の伴星との相互作用によるものであることを解明し、宇宙望遠鏡「ガイア」のデータと組み合わせることで、星雲を作り出す前の星の質量を特定したと...
D:太陽もおよそ50億年後に燃え尽きた後は、だんだんと物質を放出して惑星状星雲を形成していくんですよねぇ。惑星状星雲は同じものが2つとないそうで、太陽はどんな惑星状星雲を作るんでしょう。その頃にも人類が生き延びてるといいなぁと思います。 |
JAL、「ドリーム・チェイサー」の国内活用に向けたパートナーシップに参画
日本航空、大分県、Sierra Space、兼松の4者は、「大分県×Sierra Space×兼松」による、Sierra Spaceが開発中の宇宙往還機「Dream Chaser」の活用検討に向けたパートナーシップに、新たにJALが参画した...
D:米・シエラ・スペースの商用スペースシャトル「ドリーム・チェイサー」は2023年就航予定で、アジア圏では大分空港が使われます。近い将来、「国際宇宙ステーション~大分空港」なんて便も普通に就航しそう^^ |
ガンマ線バーストの爆発エネルギーは従来推定の4倍以上だった、東北大などが確認
東北大学などは、「ガンマ線バースト」(GRB)の可視光と電波における偏光の同時観測を成功させ、GRBの本当の爆発エネルギーがこれまでの推定の4倍以上となるとの結果を得たことを発表した。
D:太陽系に近くでガンマ線バーストが発生し、それが地球を直撃したら、人類の直撃を受けた面に居住する人たちは即死だろうし、放射線の線量がとんでもないことになって、直撃を受けなかった側の人たちも長生きはできないだろうと思われるので、それだけは避けたいですね。 |
産総研、セシウム原子泉時計と光格子時計でダークマターの探索領域を拡大
産総研は、セシウム原子泉時計とイッテルビウム光格子時計の2台の高精度な原子時計を用いて、「超軽量ダークマター」の探索を行い、その証拠となる「基礎物理定数の変動」は確認できなかったが、探索領域を広げることに成功したと発表した。
D:光格子時計って300億年に1秒しかずれないそうで、やばい超高精度です。そのレベルになると、ダークマターの影響で基本物理定数が変化する可能性があると考えられていたのですが、実験の結果ははたして? |
ispaceの月面ランダーは正常に飛行開始、日本初・民間初の着陸に向け前進
ispaceは12月11日、同社初となる打ち上げを実施。Falcon 9ロケットに搭載された「HAKUTO-R」ミッション1ランダーは、打ち上げの約47分後、正常に分離、所定の軌道に投入された。
D:国産の民間月面着陸機「HAKUTO-R」、打上げが延期されていましたが、遂に出発し、現在、ロケットから切り離しが行われ、月に向けて順調に飛行中とのことです! |
DigitalBlast、日本初の民間宇宙ステーション構築計画を発表
DigitalBlastは12月12日、 日本としては初の民間主導による宇宙ステーション構築を目指す「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げることを発表した。
D:これまで国内では、ISSが2030年で運用終了後に向けた、宇宙環境利用プラットフォームに関する計画は発表されていたけど、宇宙ステーションそのものはありませんでした。そんな中、DigitalBlastが発表しました! |
隕石母天体内の放射線が地球上の生命誕生に寄与した可能性、横浜国大などが実験的に提示
横浜国立大学(横浜国大)などは、宇宙に豊富に存在する単純な物質を含む水溶液に放射線を照射したところ、加水分解後にアミノ酸が生成されることを発見したと発表した。
D:生命にとっては害なのに、放射線が生命を誕生させた可能性があるという、矛盾感。 |
JAXA | アストロスケールとJAXA、 衛星への燃料補給サービスに関するコンセプト共創活動を開始
「アストロスケールとJAXA、 衛星への燃料補給サービスに関するコンセプト共創活動を開始」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
D:スペースデブリの発生を減らすため、故障してない衛星には補給して使い続けましょう、というわけです。 |
宇宙空間での大電力推進機の作動にプラズマ不安定性が好影響、東北大などが解明
東北大学と科学技術振興機構(JST)は、プラズマ利用機器におけるプラズマ不安定性が、「磁気ノズルを用いた無電極プラズマ推進機(ヘリコンスラスタ)」作動の鍵となる「プラズマ流離脱」を促進する重要な役割を果たすことを明らかにしたと共同で発表した...
D:核融合だとプラズマの不安定性はマイナス要因ですが、次世代の衛星や探査機に搭載するために開発中の大電力推進機にはそれがいいんだそうです。 |
信大など、太陽フレアに伴う11年周期での宇宙線変動を南極・昭和基地で観測
信州大学、国立極地研究所、名古屋大学の3者は、南極・昭和基地に設置した中性子モニターおよびミューオン計を用いて、太陽面爆発に伴う2021年11月の宇宙線減少の観測に成功したことを共同で発表した。
D:日本て、すごいよね、やっぱり。南極に基地はあるし、国際宇宙ステーションにモジュールはあるし。もっと自信を持っていいんじゃないかと^^ |
ispace、HAKUTO-R打ち上げの再延期を発表 新たな打ち上げ日は未定
ispaceは12月1日、同日に予定していた同社の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げについて、打ち上げを行うスペースXとの最終確認の結果、打ち上げを延期を決定したことを発表した。
D:あらら~。ispaceの月着陸船「HAKUTO-R」、打上げ日未定で延期になっちゃいました…。まぁ、空中大爆発とかよりはいいと思いましょう! |
国立天文台など、M87ジェットの速度分布を説明する新たな仮説を提唱
国立天文台VERAプロジェクトは、楕円銀河M87の中心に位置する大質量ブラックホールから噴出するジェットの速度分布を説明する新たな仮説を提唱したことを発表した。
D:よく考えつくなぁ…という、ブラックホールのジェットのメカニズム。というか、何でも吸い込む天体のクセして、何万光年も離れた隣の銀河も”攻撃”できちゃう、ジェットを噴き出すブラックホールっていったい何なのさ、って感じ。 |
熊本大、電波望遠鏡でも長期間かつ精密観測で重力波の検出が可能と実証
熊本大学は、電波望遠鏡を用いて恒星ブラックホール同士が合体する際に発せられる重力波を検出するための、長期間かつ超精密な観測が可能であることを実証したと発表した。
D:重力波って、重力波望遠鏡じゃなければ捉えられないのでは? と思っていたら、電波望遠鏡で超精密な観測を10年続ければ検出できるそうです! 10年て、人間の時間スケールだと長いよな~。 |
ispace、月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げを12月1日に延期
ispaceは、11月30日に予定していた同社「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げについて、打ち上げを行うスペースXのロケット「Falcon9」に一部確認作業が必要となったため、翌日12月1日の17時37分(日本標準時)に延期したと発...
D:SpaceXのFalcon 9ロケットの事情で、1日延期になりました。日本時間12月1日17時37分に打上げです! |
東大、「高速電波バースト」の出現銀河の特異性を発見
東京大学(東大)は、「高速電波バースト」(FRB)が出現した母銀河における星の材料である分子ガスを観測した結果、ほかの銀河とは異なる性質を持つことが明らかにされたと発表した。
D:銀河ごとに元素成分の比率の違いがあって、謎の天体現象「高速電波バースト」が発生する銀河は、ほかとはちょっと異なることがわかってきました。 |
京大、ティコの超新星残骸において数年で急速に増光・加熱する構造を発見
京都大学(京大)は、「ティコの超新星残骸」をチャンドラX線天文衛星で観測した結果、わずか数年で急速に増光・加熱する特異な構造を発見したことを発表した。
D:ティコの超新星残骸とは、デンマークの天文学者ティコ・ブラーエが1572年に観測した超新星爆発の残骸のことで、今でも衝撃波が広がり続けていることがわかりました。まぁ、450年なんて、宇宙スケールでは一瞬だもんね^^ |
ispaceの月着陸船、Falcon9ロケットへの搭載を完了 11月30日に打ち上げ予定
ispaceは、「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げに向け、月着陸船(ランダー)の、スペースXのロケット「Falcon9」への搭載が完了したことを発表した。
D:いよいよ、ispaceの月着陸船「HAKUTO-R」の打上げが迫ってきました! 打上げは、日本時間11月30日(水)17時39分です!! |
JAXAの磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL」が故障、30年にわたる運用を停止
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、JAXAの現役最古参の衛星である磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL(ジオテイル)」の運用を終了したことを発表した。
D:30年間運用されてきたGEOTAILが、とうとう運用終了となりました。よくがんばったなーとねぎらいたいです。さようなら、GEOTAIL! |
JAXA、小型のラブルパイル小惑星にコマ型をしたものが多い理由を解明
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ラブルパイル球状天体の形状が球状型からコマ型へと変化する理由を解明したと発表した。
D:小惑星リュウグウなど、1km以下のラブルパイル小惑星にそろばんの玉のような形をしたものが多い理由が提唱されました。 |
理研など、宇宙最強の磁場を持つ「マグネター」からのX線偏光の観測に成功
理化学研究所(理研)と東京理科大学(理科大)は11月25日、宇宙で最も強い磁場を持つとされる中性子星「マグネター」からのX線偏光を観測することに成功したと発表した。
D:地磁気の強さは約0.00003~0.00006テスラ。それに対し、今回観測された中性子の一種である「マグネター」は130億テスラだそうで、人間がちょっとでも近くまで行ったら、体内の鉄分がマグネターに一番近いか所にのみ引き寄せられ、大変なことに…(゚Д゚) |
理研など、IXPE衛星によりブラックホール近傍のコロナの位置と形状を解明
理化学研究所(理研)などは、「はくちょう座X-1」の観測から、ブラックホール近傍から放射されるX線がわずかに偏光していることを発見したと発表した。
D:今回観測されたのは、人類史上初めてブラックホール(がある連星系)として同定された「はくちょう座X-1」。ブラックホールだとか中性子星だとか、近づきたくない天体がいっぱいあるよねー。 |
DigitalBlast、実験装置「AMAZ」のフライトモデルの設計を三菱重工に委託
DigitalBlastは、小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ」のフライトモデルの開発・製造の設計について、三菱重工業への委託を決定したことを発表した。
D:微小重力環境では、生物はうまく発生できないことがわかっていますが、低重力環境ではどのような影響があるのかがまだあまりわかっていません。近い将来、人類が月や火星に移住するためにも、データを取ることが重要です。 |
再使用型宇宙往還機(ロケット)の推進系に関する共同研究を開始 - 室蘭工業大学と将来宇宙輸送システム株式会社
室蘭工業大学の公式ウェブサイトです。自然豊かなものづくりのまち室蘭の環境を活かし、総合的な理工学教育を通じ、未来をひらく科学技術者の育成を目指しています。
D:日本でも、SpaceXのFalcon 9のような再使用型ロケットを開発してほしいっす! |
北大など、星間分子雲中の氷微粒子上でOHラジカルが動き始める温度を確認
北海道大学(北大)などは、星間分子雲中に存在する極低温の氷微粒子の表面上で、「OHラジカル」が動き始める温度を調べることに成功し、その温度が-237℃であることを発表した。
D:OHラジカルとは、水(H2O)から水素(H)が1個取れたもののことです。 |
国立天文台など、クェーサーが噴き出すジェットの詳細観測に成功
国立天文台(NAOJ)などは、クェーサー「3C 273」から噴き出す「ジェット」の形状を詳しく調べた結果、その絞り込まれている様子を捉えることに成功したことを発表した。
D:ブラックホールって何でも吸い込むはずなのに、そこからジェットが噴き出しちゃうんだから、不思議だよねぇ。実際に、ジェットが発見されて100年、その詳細な仕組みはまだわかっていないそうです。 |
ElevationSpace、大気圏再突入技術の獲得・実証のために東北大と共同研究を締結
ElevationSpaceは、宇宙から物資を持ち帰るために必要な大気圏再突入技術の獲得・実証のため、東北大学と、小型再突入技術実証衛星の構造設計・解析に関する共同研究契約を締結したことを発表した。
D:大気圏再突入って、大気圏外からのダイブとか、落ちたら燃え尽きる低軌道ギリギリ限界の戦闘とか、やっぱ、萌えだよねーw。ウェーブライダーとかつくってくれないかなー! |
JAXA | 超小型探査機OMOTENASHIの今後の運用と対策チーム設置について
「超小型探査機OMOTENASHIの今後の運用と対策チーム設置について」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
D:「OMOTENASHI」、無念でござる…_| ̄|○ |
京産大、大質量ブラックホール周囲のリング構造の観測に成功
京都産業大学(京産大)は、大質量が降着中の大質量ブラックホールが、噴出しているジェットに垂直な明るいリング構造に取り囲まれていることを確認したと発表した。
D:リング構造といっても、リングワールドのような人工の構造物ではなく、いわゆるガスやダストがブラックホールの周囲を超高速で回る降着円盤のことね^^ |
月周回有人拠点「Gateway」の日米間協力の実施取決めに永岡文科大臣が署名
文部科学省(文科省)は、NASと月周回有人拠点「Gateway」のための日米間協力に関する実施取決めに署名したことを発表した。
D:今月の日本は宇宙開発強化月間ですか!? 「OMOTENASHI」は残念だったけど、あと1週間足らずでispaceの民間月着陸機「HAKUTO-R」が打上げですよ。そして、月周回有人拠点「Gateway」の日米間協力の実施取決めで永岡文科大臣が署名して、ISSの2030年までの運用延長に日本も正式に表明しました! |
isapceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1は11月28日に打ち上げ予定
ispaceは11月17日、同社が計画している民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げ予定日時を、2022年11月28日に設定したことを発表した。
D:JAXAの月面着陸機OMOTENASHIが苦戦していますが、今月はさらにもう1機、日本の、それも民間の着陸機「HAKUTO-R」が月を目指します! 着陸に成功した場合、日本初どころか世界初の民間月着陸達成です!! 同じ月に日本製月着陸機が2機も飛び立つなんて、くー、トリハダが立つ! |
超小型探査機「OMOTENASHI」は通信が途絶、しかし月面着陸は「まだ諦めず」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月18日、米国の超大型ロケット「SLS」初号機に相乗りし、月へ向かった超小型探査機「OMOTENASHI」の状況について、説明を行った。
D:知り合いの宇宙系ライターの大塚実さんのJAXAの月面着陸機「OMOTENASHI」に関する現状に関する説明会のリポートです。ロケットから分離後にトラブルが発生して、想定外の速さで回転していて、発電できていないということらしいです。でも、JAXAでは諦めず、月面着陸を目指すそうです! がんばれーっ、OMOTENASHI |
JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 若田宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.3(10/29〜11/11)
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:間もなく、ドラゴン宇宙船26号機が打ち上げられるので、若田さん、それが離脱する来年1月初頭まではかなり激務らしいです。大変でしょうけど、がんばってくださいっ! |
JAXA | NASA Artemis I 搭載JAXA超小型探査機 OMOTENASHI及びEQUULEUSの状況について
「NASA Artemis I 搭載JAXA超小型探査機 OMOTENASHI及びEQUULEUSの状況について」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う...
D:JAXAのハードランディング月着陸機「OMOTENASHI」との通信がうまくいってないようです。がんばれ! OMOTENASHI!! |
貴金属に富む星の多くは100億年前の天の川銀河の元となった小銀河で形成、東北大などが解明
東北大学などは、天文学専用スパコン「アテルイII」により、金やプラチナなどの鉄より重い貴金属の元素を多く含む星は、100億年以上前の小さな銀河で形成されたことを解明したと発表した。
D:天の川銀河の歴史を調べるのはとても難しいのですが、今回、かなり正確と目される銀河形成のシミュレーションに成功したようです。 |
Liftoff! NASA’s Artemis I Mega Rocket Launches Orion to Moon - NASA
Following a successful launch of NASA’s Space Launch System (SLS), the most powerful rocket in the world, the agency’s O...
D:いやー、遂に打ち上がりました、SLS! スペース空いてるからよ、なんか載せね? 気になるのは、相乗りしているJAXAの2機のうちのハードランディング月着陸機「OMOTENASHI(オモテナシ)」。もちろん成功してほしいけど、成功した場合、日本が4番目に月に着陸した国って認めてもらえるの? ロケットはNASAだからダメ? JAXAは「かぐや」を月に送り込んだから、合わせ技で1本にならない? |
NASA Live - NASA
NASA live: Follow live television broadcasts on NASA+, the agency's streaming service, and NASA's social media channels ...
D:アルテミスIのSLSロケット、打上げは、日本時間16日15時4分。NASAライブでの中継は、日本時間で16日12時30分からの予定です。今度こそ、打上げだー! |
D:来週の土曜日、11月26日18時に開演です。はやぶさ2、H3ロケットなどが題材の講演が行われます。YouTubeのほか、ニコ生でもライブ配信の予定。
|
JAXA | イプシロンロケット6号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第43回) )
「イプシロンロケット6号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第43回) )」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機...
D:イプシロンロケット6号機打上げ失敗原因調査の最新報告です。今のところ、「パイロ弁の開動作不良」と「推進薬供給配管の閉塞」が原因の可能性が高いようですが、今回の報告では完全解明されていませんでした。 |
115億光年彼方の超新星爆発初期の様子、千葉大などが観測に成功
千葉大学は11月10日、太陽質量の約500倍の赤色巨星という、親星の性質が明らかになったケースとしては、これまでの記録を100億光年以上一気に更新する観測史上最遠方となる115億光年彼方の超新星爆発を、重力レンズ効果を用いて発見することに成...
D:単に超新星爆発だけだったら、最遠のものは120億年強という記録があるようですが、今回は親星(超新星爆発前のもとの星)がどんなだったかがわかった場合の最遠記録で、これまで数億光年だったところ、一気に100億光年以上更新しました^^ |
東北大など、宇宙機用無電極プラズマ推進の変換効率を約30%まで向上することに成功
東北大学などは、大電力無電極プラズマ推進機「ヘリコンスラスタ」の高周波電力から推進エネルギーへの変換効率を約30%に向上させることに成功したと発表した。
D:小惑星探査機「はやぶさ」シリーズに搭載されているイオンエンジンの発展系ともいうばき、次世代型の「無電極プラズマ推進器」の開発が進んでます。「ヘリコンスラスタ」って別名がかっこいー! |
NASA Sets New Coverage for Artemis I Moon Mission Launch - NASA
Editor’s note: This advisory was updated on Monday, Nov. 14, to adjust a planned NASA TV broadcast at 12 p.m. EST on Mon...
D:(英語リリースです)アルテミスIのSLSロケットですが、ハリケーン・ニコールの影響で3回目の打上げ延期となり、現在、米国東部標準時11月16日午前1時4分の設定となってます。防水対策などは施されているそうですが、ハリケーンの中、39B発射台に直立させたままだそうで、ぶっ倒れないか心配! |
Low-Earth Orbit Flight Test of an Inflatable Decelerator (LOFTID) Overview - NASA
The Low-Earth Orbit Flight Test of an Inflatable Decelerator (LOFTID) is demonstrating a cross-cutting aeroshell — a typ...
D:(英語リリースです)NASAでは、火星の大気圏での効果減速用の「インフレータブル減速機」、略称「LOFTID」を開発中。なんか、Zガンダムで出てきた大気圏突入用装備バリュートっぽい! |
JAXA | H3ロケット試験機1号機 1段実機型タンクステージ燃焼試験の結果について
「H3ロケット試験機1号機 1段実機型タンクステージ燃焼試験の結果について」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
D:2022年度中に飛行、ということですが、あと半年ないわけで、ドキドキです! |
ispace、内閣府より「ミッション1」の宇宙資源探査・開発の許可を取得
ispaceは、同社の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月面着陸を目指す「ミッション1」に関して、内閣府より宇宙資源探査・開発の許可を取得したことを発表した。
D:成功すれば、世界初の民間月面着陸となるispaceの「HAKUTO-R」プロジェクトの「ミッション1」。今回、内閣府からお墨付きをもらったことが発表されました。SpaceXとは打上げ日を調整中で、最短でも2022年11月22日以降とのこと。JAXAの月着陸機「OMOTENASHI」も間もなくSLSで打上げなので、日本の着陸機が短期間に連続して月に降り立つことになりそうです^^ |
NASA Sets Coverage for Artemis I Moon Mission Launch - NASA
Editor’s note: This advisory is no longer current as of Friday, Nov. 11. NASA issued an updated advisory for Artemis I l...
D:(英語リリースです)延期されていたアルテミスIミッションのSLSの打上げは、米国東部標準時11月14日(月)0時7分に設定され、ケネディ宇宙センターの発射台39Bに到着しました。39Bって聞くだけで、もう鼻息荒くなっちゃうw |
JAXAシンポジウム2022@オンライン JAXAの挑戦 空で、宇宙で。 | ファン!ファン!JAXA!
宇宙、航空に関するイベント情報をご覧いただけます。
D:11月26日(土)18時開演で、JAXA YouTubeチャンネル、ニコニコ生放送でライブ配信されます。「はやぶさ2」と「H3」に関して、事前に質問を受付中です! |
D:8日(火)の月食は、YouTubeで複数のライブ配信があります。1か所だと、天気によっては見えないですからね。4K配信のすばる望遠鏡(国立天文台)はハワイから、本家国立天文台は東京・三鷹キャンパスから、京都産業大学 神山天文台は京都市北区からです。
|
JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 若田宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.2(10/17~10/28)
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:YouTubeの若田宇宙飛行士ISS動画『宇宙の窓から』もここで見られます。 |
JAXA | H3ロケット試験機1号機 1段実機型タンクステージ燃焼試験の実施について
「H3ロケット試験機1号機 1段実機型タンクステージ燃焼試験の実施について」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
D:明日11月6日から7日まで、H3ロケット第1段の新型メインエンジン「LE-9」の「1段実機型タンクステージ燃焼試験」という、実機タンクを用いた燃焼システムの総合確認試験が実施されます。 |
DigitalBlast、民間宇宙ステーションの建設を目指すAxiom Spaceに業務委託
DigitalBlastは、小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ(アマツ)」の2024年のISSでの設置・運用に向け、Axiom Spaceと業務委託契約を締結したことを発表した。
D:ISSの後継の民間宇宙ステーションも2030年代に計画されていますが、Axion Spaceが計画している世界初の商用民間宇宙ステーションは2028年から運用開始の予定です! |
名大など、地球磁気圏でのプラズマ波へのエネルギー供給の直接観測に成功
名古屋大学(名大)などは、地球近傍の磁気圏外の宇宙空間で電子が「ホイッスラーモード波動」と呼ばれるプラズマ波動にエネルギーを供給している現場を捉えることに成功したと発表した。
D:地球を守るシールドの1つである磁気圏は、すごく複雑な仕組みを持ってまして、日本の研究チームががんばって、近年、数か月に1回というペースでコンスタントに研究成果が発表されてます。 |
Halloween on the International Space Station - NASA
Although no trick-or-treaters come knocking at the International Space Station’s front hatch, crew members aboard the or...
D:(英語のリリースです)ISSの宇宙飛行士たちによる、ハロウィーン・コスプレリポートです^^ |
小惑星の宇宙風化作用は10年程度では変化しない、JAXAなどが確認
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星「シーラ」の約10年間の宇宙風化作用によるスペクトル変化の観察を行った結果、宇宙風化作用による変化は確認されなかったと発表した。
D:2010年に小惑星同士の衝突が発生し、その片方のシーラを衝突前後の観測と、10年以上が経過した2022年に観測。日焼けしてませんでした。宇宙スケールだと10年て、一瞬ですからね^^ |
NASA Announces Unidentified Aerial Phenomena Study Team Members - NASA
NASA has selected 16 individuals to participate in its independent study team on unidentified aerial phenomena (UAP). Ob...
D:(リリースは英語です)NASAが、「未確認航空現象(UAP)」に関する独立研究チームのメンバー16名を選出したそうです。航空機または既知の自然現象UAPとは、はたして? |
ERROR: The request could not be satisfied
D:こちらは、日本の月面探査計画に向けたワークショップで、2023年1月17日(火)開催。御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターおよびオンラインのハイブリッドで、詳細は後ほどとのこと。 |
本学が代表機関となる「地上-宇宙デュアル開発型 近未来都市機能研究拠点」がJST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 」育成型(共創分野)に採択|東京理科大学
東京理科大学が代表機関となり、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、参画企業5社との共創による提案「地上-宇宙デュアル開発型 近未来都市機能研究拠点」(プロジェクトリーダー: 木村真一 ス...
D:理科大といえば、我が葛飾区にキャンパスがあるわけでして。研究拠点は葛飾区に設置だよね!? 産学官てことだけど、(ただの)サイエンス(好きなだけの)ライターなんだけど、「産」に入るかなw? 仲間に入れてもらいたーい! |
東工大、地球外で発見された有機分子が生物起源か否かを判別する手法を開発
東京工業大学(東工大)は、エタンガス中に炭素の同位体のうち13Cを2つ含む分子がどれだけ存在するのかを精密に決定する分析法を開発したことを発表した。
D:「この化合物は絶対に生物しか作れない!」を見つけられれば、有機分子が見つかっている太陽系内の惑星や衛星、さらには系外惑星にも生命の存在を確認できる可能性があります! |
中性子星合体後は超高圧状態の違いで重力波の周波数が異なる、理研などが予測
理化学研究所(理研)などは、連星中性子星合体後に放出される重力波の波形シミュレーションから超高密度物質の性質が詳細に読み取れることを示したと発表した。
D:中性子同士が合体した直後って球形ではなく、ラグビーボールだったりダンベルみたいな形をしていると推測されています。 |
JAXA | イプシロンロケット6号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第42回) )
「イプシロンロケット6号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第42回) )」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機...
D:どこの宇宙機関のロケットだろうと、打ち上げに失敗したことがないものはないので、今回の失敗を活かし、今後は少なくとも40年ぐらいはずっと成功してもらえれば! |
東北大など、中性子星合体による重元素ランタンとセリウムの合成を特定
東北大学などは、キロノバ現象のスペクトル解析から、ランタンとセリウムが、観測された赤外線スペクトルの特徴を説明できることを明らかにしたと発表した。
D:原子のうち、どこで合成されたかがわかっているのは、原子番号26の鉄までで、それ以降の重元素は不明でした。まだ2つほどですが、それが今回、以前から予想されていましたが、中性子星合体で重元素が合成されることが確認されました! |
国立天文台、アルマ望遠鏡の受信機の部品を金属3Dプリンタで開発
国立天文台(NAOJ)は、金属3Dプリンタを用いて、アルマ望遠鏡バンド1受信機に搭載する部品「コルゲートホーン」の製作に成功したことを発表した。
D:3Dプリンタで作った部品だと心配かもしれませんが、業務用途の金属3Dプリンタなので問題ありません。なんせ、-258度でも耐えられるそうなので。しかも、こうした特殊な観測機器の部品は一品物なので、3Dプリンタで部品を作る方が都合がいいそうです^^ |
X線偏光測定衛星IXPE、超新星残骸「カシオペア座A」の磁場観測に成功
名古屋大学(名大)は、超新星残骸「カシオペア座A」(Cas A)の観測から、磁場が全体的に見れば中心から放射状に伸びていたこと、偏光度が低かったことなどが明らかにされたと発表した。
D:磁場って目に見えないから、近くまでいって計測しないとわからないけど、X線で調べられるそうです。 |
月の「岩塊崩れ」の原因は小クレーター形成時の局所的振動、名大などが解明
名古屋大学(名大)などは、月の「岩塊崩れ」の成因が「衝上断層」での月震ではなく、小クレーター形成時の局所的な震動によるものであることが強く示唆されると発表した。
D:1ピクセルが50cmというとてつもない解像度のNASAの月探査機「LRO」や、00年代後半に活躍した日本の月探査機「かぐや」のデータから、月の地形に関する詳細な様子がわかってきました。 |
東大など、リュウグウ試料を追加で2粒ほどコンテナ本体とフタの間から発見
東京大学(東大)などは、小惑星「リュウグウ」の試料の入った「サンプル収納コンテナ」のフタとコンテナ本体との隙間にあった黒色の粒子2個が、リュウグウ由来であることを確認したと発表した。
D:「俺たちは地球なんかに行きたくない!」って脱出しようとしたようですがw、すき間に挟まってあえなく地球まで連行されてしまったリュウグウ粒子2個。 |
東大など、リュウグウ試料を追加で2粒ほどコンテナ本体とフタの間から発見
東京大学(東大)などは、小惑星「リュウグウ」の試料の入った「サンプル収納コンテナ」のフタとコンテナ本体との隙間にあった黒色の粒子2個が、リュウグウ由来であることを確認したと発表した。
D:「俺たちは地球なんかに行きたくない!」って脱出しようとしたようですがw、すき間に挟まってあえなく地球まで連行されてしまったリュウグウ粒子2個。 |
小惑星「リュウグウ」の故郷は天王星・海王星領域の可能性、北大などの研究成果
北海道大学(北大)などは、Cb型小惑星「リュウグウ」と「イヴナ型炭素質隕石」(CI)の類似性を明らかにし、両者は天王星・海王星領域で生まれた可能性が高いことを明らかにしたと発表した。
D:太陽からの距離は天王星でおよそ30億km、海王星で45億km。もしかしたらもっと彼方なのかもしれませんが、リュウグウははるばるやって来まして、今では地球のちょっと内側から火星のちょっと外側までの偏った軌道。長い旅路だね~^^ |
DigitalBlast、NFTを用いた衛星データなどの流通基盤「ALICE」の開発を開始
DigitalBlastは、宇宙に関するデータとさまざまな地上データの融合を図るため、NFTを用いたデータ流通基盤「ALICE(アリス)」の開発に着手したことを発表した。
D:ブロックチェーン技術を用いたNFTで衛星データなどの宇宙関連データを唯一無二のデータとしてやり取りできるようにするそうです。 |
Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
B:ジャムやガウナだったらどうしよう!とか心配する記事を所望す。 |
JAXA | 若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション特設サイト | 若田宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.1(10/7~10/16)
若田宇宙飛行士のISSミッションや活動レポートなど、最新情報をお届けします。日本人最多5回目の飛行までの軌跡や、今回搭載が決定した宇宙日本食や宇宙生活用品も紹介中!
D:若田さんたちのクルードラゴン運用5号機のクルーと、前回の4号機のクルーと総勢11名による集合写真が見られますが、女性宇宙飛行士が多いですねー^^。 |
「Bisphosphonates」が2022年のISS Research Awardsを受賞
D:日本人のイグノーベル賞16年連続受賞には叶いませんが、ISSで優れた成果を挙げた研究やイノベーションに対する表彰である「ISS Research Awardsを受賞」は、2022年でJAXAが関わる研究が7年連続受賞。今年は、徳島大の松本俊夫名誉教授らの「宇宙での人間の健康:宇宙飛行士の骨量減少と尿路結石のリスクを軽減するための運動とビスフォスフォネートを組み合わせることの有効性実証」が選ばれました。 |