■ネコ系

野外のイエネコとクマネズミから明らかになったトキソプラズマ感染のホットスポット ——牛舎のネコ管理がカギ?――

麻布大学は、ネコはほかの個体と同じ空間を共有して集団生活をしていても、ほかの個体を仲間と見なしていない可能性を明らかにしたことを発表した。

愛媛大学は、有機ハロゲン化合物の曝露が日本のぺットネコの血中甲状腺ホルモンレベルを低下させている可能性を示したことを発表した。

ネコがマタタビの葉をなめたりかんだりすることで、蚊を遠ざけるマタタビの性質を強め、しかも同時にネコ自身をマタタビにより強く反応させることが分かった、と岩手大学など日英の研究グループが発表した。成果は身近な動物の行動の謎を解き、さらに蚊を避け...

岩手大学などは、ネコのマタタビ反応に特徴的な葉を舐め噛みする行動には、ネコの反応性ならびにマタタビの持つ蚊の忌避活性を強める効果があることを解明したと発表した。

京都大学(京大)は、ネコがヒトとの同居生活の中で、特に訓練せずとも、ヒトや仲間のネコの名前と顔との対応を学習していることを確認したことを発表した。

京都大学(京大)は11月17日、飼いネコを用いて、飼い主の声からその位置を心的に捉えているのかを調べたところ、飼い主の姿が見えなくても声からその位置を把握していることが確かめられたと発表した。

ネコがてくてくと安定して歩く「反射」の仕組みを、神経や筋肉の特性を再現するネコ型ロボットを開発して明らかにした、と大阪大学の研究グループが発表した。動物愛護の観点から実験に制約もある中、ロボットを活用して神経科学の研究をするニューロロボティ...

科学技術振興機構(JST)は3月30日、副作用の少ないネコ用の腎性貧血治療薬の開発プロジェクトについて、成功と認定したと発表した。

北里大学とネオファーマジャパンは、「5-アミノレブリン酸」にネココロナウイルスの増殖を抑制する効果があることを明らかにしたと共同で発表した。

岩手大学、名古屋大学(名大)、京都大学(京大)の3者は、ネコのマタタビ反応が蚊の忌避活性を有する成分「ネペタラクトール」を体に擦りつけるための行動であることを解明したと発表した。