■いろいろ系

理研など、「磁性トポロジカル絶縁体」の積層薄膜で電気磁気効果の観測に成功
理化学研究所(理研)、東京大学、東北大学の3者は1月20日、「磁性トポロジカル絶縁体」の積層薄膜における電気磁気効果を初めて観測したことを発表した。
  D:数学のトポロジー(位相幾何学)の概念を導入したトポロジカル物質という新素材があり、その代表例が「トポロジカル絶縁体」です。中は絶縁体なので電気を通さないのに、表面だけは電気が流れるという変わった物質なのですが、それを磁性材料で作ったのが「磁性トポロジカル絶縁体」です。それらの物質を工夫して積層構造を作ったところ、これまで確認できなかった電気磁気効果を確認することに成功したそうです。  
産前の精神科的な既往症が産後の自殺企図リスクを高める 東北大が発見
東北大学は、産前の統合失調症・不安障害などの精神科的な既往症が、産後に自殺企図を引き起こすリスクを高める可能性があることがわかったことなどを発表した。
  D:現在、医療技術の進展で出産時の大量出血などによる妊婦の死亡は減少したそうですが、割合として増えているのが自殺だそうです。産前から心の病を抱えていると、それが出産後に自殺に結びついてしまうケースがあるようです。コロナで出産そのものや子どものことで不安を感じる時代なので、お母さんの心も守らないといけませんよね。  
新型コロナとインフルエンザは同時に流行しているのか? 東大などが検証
東京大学などは、世界22か国における2019年第1週から2022年第45週までのCOVID-19およびインフルエンザの陽性例数を比較した結果、COVID-19とインフルエンザは、同じ地域において同じ時期に同じ規模では流行していないことが明ら...
  D:海外ではピークこそずれていても、2019年以降のコロナが流行するようになった時期にインフルが流行した国もあったようです。今のところ日本では新型コロナが流行りだして以降はインフル感染者は桁違いに少なくなっていますが、今シーズンはインフル感染者が増加傾向にあるようです。うがい・手洗い、消毒などはしっかりしましょうね。  
南海トラフの巨大地震発生後1週間以内に後発地震が起こる可能性は最大77%、東北大試算
東北大学などは、南海トラフ地震において、想定震源域全域の半分程度を破壊するような巨大地震が発生した後、短期間のうちにもう1つの巨大地震(後発地震)が続いて発生する確率を算出したと発表した。
  D:南海トラフ地震は、今後およそ30年以内に、関東地方から九州の太平洋岸の地域において70~80%の確率で震度6弱から6強で発生し、津波も10m級が懸念されています。そんな大地震が2連発で来る可能性が高いようなので、本当に怖いです。  
ソニーの超小型人工衛星『EYE』が軌道上での通信確立に成功
ソニーグループ株式会社のプレスリリース(2023年1月5日 06時32分)ソニーの超小型人工衛星『EYE』が軌道上での通信確立に成功
  D:一時、傾いて、エンジニアの早期退職とかもしてたソニーですが、最近、がんばってますね。SpaceXのFalcon 9ロケットで衛星「EYE」を打上げ、今年春に宇宙からの撮影体験を一般向けサービスとして始めるらしいです。